つながりプロジェクト 応援メッセージ 〜 深津 高子さん 〜

つながりプロジェクト 応援メッセージ 〜 深津 高子さん 〜

21年前からカフェスローとつながりのある深津高子さん。
今回のクラウドファンディングをきっかけにロングインタビューをさせて頂きました。

今年で20年周年を迎えるカフェスローがこの先、10年、20年とどのような場所であり続けてほしいと思うか。
高子さんの想像する未来予想図を伺いました。(一部、抜粋して掲載させて頂きます。)
・・・・・・・・

どこか街の片隅で、知らない人たち同士が出会えたり、一人にもなれる場所。でも完璧に一人じゃなくて、人の気配を感じながら、お手紙書いたり、世界のことを学ぶ場所だったり、買えたり、食べたりできる場所っていうのは、どの街にも必要。
あと私から言えば、ここを拠点に子どものことを理解する大人が増えればいいな。いけないことは「それ、しないよ」って言えたり、子どものことを知る街の拠点にもなればいいなとも思っている。

私はモンテソーリ教育をやっているけど、子どもとオーガニックな野菜の育ちがすごく似ている。子どもや野菜は決してからっぽのバケツじゃなくて、育つ力をもともと内にもっているから、すごく似ている。野菜やコーヒーがもっている力を信じて、不必要な援助をしないのと同じ。ここがそういうことを学ぶ拠点になったらいいなと思っている。生命が育つ邪魔をしないことの重要性とか、生命が育つ援助を発信したい。

カフェスローが続くっていうのは、ものすごく大事なことで、やっぱり日本ではマンションのお隣は誰が隣に住んでいるか分からないけど、ここで人と人が出会えればいいよね。地域に根差したカフェ。
日本ってあんまりベンチに座って読書する人、ヨーロッパみたいに見ない。私たちみんなファーストだし、スローダウンしてベンチにすわってお隣の人と話しすることってないから、それをカフェで叶えられたらと思う。

あともう一つは、子どもに携わる教育関係の人、モンテッソーリや保育士が、教育だけでなく世界のSDGsのこととか、わたしたちの一杯のコーヒーとエクアドルの鉱山開発とどうつながっているんだとか、このコーヒーとスターバックス飲むのと何が違うのかとかを知る場所になればいい。グローバルな視野をもった教師を育てたい。子どもの教育に携わっている人がグローバルな視野を持つことが求められていると思う。

深津 高子/国際モンテッソーリ協会(AMI)公認教師。ピースボート洋上『子どもの家』アドバイザー

✳︎
✳︎
・・クラウドファンディングのページはこちら・・
なくならないで!カフェスロー
〜みんなのカフェスローを未来に残したい〜
〇期間:2/19〜3/28
ひとつめの目標500万円達成しました!
ネクストゴール 1000万円・1000人挑戦中!
このクラウドファンディングは3名のスローパートナーと
カフェスローが共同で行うプロジェクトです。

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)