カフェスローの２０年間の存在に感謝したい。
いま僕たちは文明の転換期を生きていることは、どうやら間違いのないことのようだ。
次なる文明は、どういう文明なのだろうか？考えると胸が躍る。

持続的で平和な文明であってほしい。人々が自由に、クリエイティブに、誇り高く生きられる文明であってほしい。
そう願わずにはいられない。

そういう文明を先導的にけん引してきてくれたのが、カフェスローと、そこに集う人たちだったと僕は思う。
だから、カフェスローの２０年間の存在に僕は深く感謝したい。

文明の転換期は、多くの困難をも伴う。地球環境の破綻、平和の破綻、資本主義の破綻、食料の破綻、テクノロジーの暴走、保健衛生の破綻・・・などなどの困難が、次から次へと押し寄せてくると覚悟せざるを得ない。

多くの困難を乗り越えなければ、次なる文明の扉を開くことはできない。
だとすれば、辛く悲しくではなくて、明るく愉しく乗り越えてゆきたい。

そのために、カフェスローの存在は、引き続き不可欠だと、僕は思う。
暗闇を照らす灯台のように、凜と存在して、優しい光を届け続けていただきたい。

藤村靖之／発明家、非電化工房代表
非電化工房　http://www.hidenka.net

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