「Slow」 という言葉がなんとなく世間で使われるようになった時 私たちの生活は一向にslowにはならず 次に出てくる言葉は、時短、で。 そういう、矛盾した言葉が合い重なって 今も、同じような言葉があちこちに散らばっていて 当時の「Slow」を意味する言葉に変わる たくさんの言葉が今でも社会の中をいったりきたりしている...

2001年のスロー・カフェの先駆けとしてオープンしてから、2008年に現在の場所に移ってたくさんの時間と人々をつなげてきたカフェスロー。 そこにカフェスローがあるということに意味を、そしてなんだか安心できると感じる人がたくさんいたのだと思います。私もその一人だと思います。 亡き夫大岩剛一にとっても、ストローベイルという...

カフェスローで、 店はみんなの手で作ることができると知りました。 カフェスローで、 キャンドルナイトの楽しさを知りました。 カフェスローで、 コーヒーの焙煎やハンドドリップを教えてもらいました。 カフェスローで、 種を繋ぐことについて考えるようになりました。 カフェスローで、 友産友消の幸せを知りました。 カフェスロー...

自分の生まれた場所でもある国分寺というまちはちょっと面白いところです。面白い理由の一つはカフェスローがあることです。カフェとは、いろんな人やアイデアを受け止めて、それらの発芽を助ける＜土＞なのだということを、まさに体現してくれているのがカフェスローです。 2012年に始まった地域通貨ぶんじの取り組みをきっかけに、カフェ...

カフェスローは単なるカフェではありません。 一つひとつの命を大切にする、豊かな社会をつくりたい、日本と世界中の人々にとって、想いを同じくする人同士のつながりをつくり、新たな視点を学ぶ学校であり、人生の先輩方ががんばってきたことを受け継ぎ、発展させていくきっかけを提供する場所であり、そういう社会は実際にできるんだよ、と身...

知人からカフェスローの存在を教えていただいたのが10年近く前になります。 広い店内では沢山のおしゃべりする人、ランチを楽しむ人、コーヒーを飲みながら仕事をする人と、地域の中で根付いている感じがする場所だな、という印象を持ったのを覚えています。 それから毎年ギャラリースペースで展示会をさせていただくようになりました。 毎...

カフェスローの創設に参画できたことは、ぼくの人生の中の重要な出来事でした。 でも今は、個人的な思いは横に置いて、客観的にこのユニークなカフェの存在意義を考えてみたいと思います。 ２００１年に創設されてからの十年間の活動を支えた精神は、ナマケモノ倶楽部が発した「スローカフェ宣言」（＊参照）によく表れていると思います。フェ...

生産者と消費者、都市と農村、「南」と「北」のつながりを大事にする・公正な関係を目指すーー。 わたしたちも共通の考えをもって、フィリピンからマスコバド糖（黒砂糖）やバランゴンバナナを輸入していますが、それがカフェスローの魔法で素敵なお菓子やパフェやドリンクになり、たくさんの方たちに美味しく食べてもらえることに、いつも感謝...

30歳、会社で疲れ果て、辞めた。 1人で Bar を営んで生きていこうと決めた。 Bar なんて星の数ほどある。 当時 Organic Bar は探してもなかった。 これだ、と思い、仕入れや形態を知ろうと、 オーガニックカフェを探した。 そして出会ったのが　Cafe Slow だった。 思想やビジョンにも刺激を受けた。...

「カフェスロー」は、多様な私たちが心地よくつながりながら、癒され励まされる空間・時間・人間関係を育んでくれる居場所です。 今を生きる自分たちのため、これから社会を担っていく若い人たちにために、守り続けたい！しかし、この想いだけでは存続は難しい。今こそ、「お金」という道具に気持ちを託し、有効に合理的に使う時。 「カフェス...