3.18.金より『対馬・イノシシミンチのハンバーグ~自家製トマトソース 』~春のジビエメニューはじまります。

3.18.金より『対馬・イノシシミンチのハンバーグ~自家製トマトソース 』~春のジビエメニューはじまります。

昨年は長い雨のせいで山の実りが悪く、どんぐりが不作な年であったそうです。
そのどんぐりをエサとするイノシシ。
脂の乗りが今一歩で、ブロック肉やスライス肉には不向きとなりミンチにせざるを得ないものが多くでました。

そんなイノシシミンチを、今回のメニューでお出しすることになりました。
脂のコクを補うためと、食感を軽くするために、マッシュしたじゃがいもを菜種油でこんがりきつね色に焼きつけ、練り込みました。

そして今回の隠し味スパイスは、森のオールスパイス。
メキシコ・トセパンにて森林農法で育てられた香り豊かなホールのオールスパイスを、その香りを失わないように合わせる直前にミルにかけて使っています。
リッチなスパイスの余韻もお楽しみいただけますように。

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■対馬・イノシシミンチのハンバーグ ~自家製トマトソース  1,618yen/税込1,780yen
小鉢の付け合わせ、さわのはな玄米、スープ

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イノシシハンバーグと合わせてオーガニックワインなど、いかがでしょうか?

■VINIUS/フランス  グラス570yen税込
滑らかなフルボディの味わい

■LAMURA/イタリア・シチリア  グラス500yen税込
ベリーやプラムのようなやさしい果実味あふれる味わい

■つくり手・つなぎ手の皆さんのご紹介

〇対馬ジビエとdaidaiさん

「イノシシやシカというと、害獣のイメージが強くありますが、身近な野生動物はこの島の財産でもあります」一般社団法人daidaiは、”獣害から獣財へ”をコンセプトに、人と動物が共存できる社会を目指す一般社団法人。もう設立から5年目だそうです。

対馬は、豊かな海のイメージが先立ちますが、実のところ島面積国内第三位の広大な森の島。その89%が原生林を含む豊かで深い森だそうです。暖かく湿った暖風を吹かせる対馬暖流の育んだ森。

そして人の数より、鹿や猪の頭数が多い対馬。自然生態系に影響が無いとされる10倍以上、4万頭が生息しています。

「自然資源があるから利用すべきだというよりは、人間が利用しなくなることで失われる自然のバランスや自然資源もあるので、今の暮らしにあった方法で自然との関係性、付き合い方を再構築することが大切だと思っています」

カフェスローがジビエをメニューとして取り入れた背景には、獣医師でもある、daidaiの齊藤ももこさんとの出会いがありました。

■一般社団法人
daidaihttp://www.daidai.or.jp/

■ 2021年秋開催「森といのちと~ジビエ・長崎対馬よりdaidaiさんを迎えて」~ 振り返り、アンケート結果、シンプルジビエのレシピ紹介

2021年秋、代表理事である斎藤ももこさんをお迎えして開催したオンライントークイベント。学生さんから70代以上の方まで55名ほどの方が長崎・対馬のdaidaiさんのお話とともに、生物多様性や環境の生態系について、いのちについて、共生について、多くのことに想いを馳せた2時間でした。

〇「トセパン協同組合」について
1977年に設立。メキシコ・プエブラ州北東部の山岳地域に位置し、ナワット族とトトナカ族を中心とした、先住民族が多い地域です。22の地域(市町村単位)、26,000世帯の組合員が参加しています。
正式名称「トセパン・ティタタニスケ」は、(ナワット語)で「共に働き」「共に話し合い」「共に考える」という意味です。その名前はトセパン協同組合の成り立ちを表しています。
2018年12月からメキシコではトセパン協同組合をモデルとして、国策として森林農法を推進しています。
トセパン協同組合について

*トセパンコーヒー物語こちら

 

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