CABUYA~夏を彩る森のめぐみ~from Ecuador 2019.5.11.sat.- 6.2.sun.@cafeSlow 

CABUYA~夏を彩る森のめぐみ~from Ecuador 2019.5.11.sat.- 6.2.sun.@cafeSlow 

\世界フェアトレードデイ/

毎年第2土曜日は恒例、世界フェアトレードデイですね。
カブヤはサイザル麻のこと。リュウゼツランです。とげのあるサボテンのような分厚い葉から、繊維を取り出し、その土地にある植物で染めて糸を紡ぎ、編んでいます。

編み手は、エクアドルのインタグコーヒーと同じぐらいおなじみ、コーヒーの作り手たちの奥さんたちの女性たちのグループ”グルーポ・デ・ムへレス・デ・カブヤ”。日本に紹介しているのは、仲間のスローウォータ―カフェさんです。
花編みの小さなボートバッグ。使えば使うほど手になじみます。

彼女たちは、美しい山々に囲まれ、鳥の声が聞こえ、農作物を育て、ごはんをつくり、選択をし、こどもたちとともに過ごす、その暮らしの中で編むことをとても大事にしています。

同時に、工場や工房を作ってよりたくさんより早く作ることにはあまり興味はないそうです。自分たちの暮らしがあってこそのカブヤ編みなんだそう。お金の物差しでみれば決して裕福とは言えません。豊かさとはを考えさせられる言葉でした。
(カブヤ女性組合の皆さん(2019年4月)写真:スローウォーターカフェ提供)

豊かな暮らしの中で編まれるカブヤ(サイザル麻)の雑貨たち。
編まれたバッグたちの中には、エクアドルの自然と作り手の暮らしも丸ごと入っています。

(草木染めして太陽の光と風の中でしっかり乾かした繊維を取り込む:写真:スローウォーターカフェ)

カフェスローはこの5月22日に、おかげさまで18年を迎えます。
カフェスローと彼女たち、彼女たちが紡ぐものとのお付き合いも18年になるということ。そして18年間、森が守られたということ。地球の反対側の彼女たちと、もちろんこれまでコーヒーを飲んだりカブヤのバッグを選んでくださったお客様も含む日本の私たちで。
フェアトレードというつながり方、手触りがあったり、想いの温度を感じられるっていいな。
感謝を込めてて、そんなつながりをお祝いする5月を過ごしたいと思います。


スローウォーターカフェ Slow Water cafe Co.Ltd. ナマケモノ倶楽部
Intag Cloud Forest Reserve

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