自分の生まれた場所でもある国分寺というまちはちょっと面白いところです。面白い理由の一つはカフェスローがあることです。カフェとは、いろんな人やアイデアを受け止めて、それらの発芽を助ける＜土＞なのだということを、まさに体現してくれているのがカフェスローです。

2012年に始まった地域通貨ぶんじの取り組みをきっかけに、カフェスローとのご縁を深めてくることができました。ここ数年は毎年、お互いのスタッフの交流会を開催することさえできるようなりました カフェスローという＜土＞と、ぼくらという＜土＞と、またその他の仲間の＜土＞と、それらが連携しながら、思いを共有しながら、それぞれに個性的な種を受け止め発芽させていくからこそ、まちが一つの生態系として豊かになっていくのだと思います。そして＜土＞自身も、その生態系の恩恵を受けてより豊かに育っていくわけです。

一つのカフェがなくなるということは、その＜土＞が育み得た無数の可能性を、未来から奪うということです。互いにいかし合う生態系の一部が丸ごと失われるということです。ましてやそれがカフェスローということになったなら、そこで失われるもの大きさは想像もできないくらいです。

ぼくは、カフェスローの存在しない国分寺の未来を思い描くことができません。

影山知明／クルミドコーヒー・胡桃堂喫茶店 店主

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なくならないで！カフェスロー
〜みんなのカフェスローを未来に残したい〜
期間：2/19〜3/28　目標金額：500万円
このクラウドファンディングは3名のスローパートナーと、カフェスローが共同で行うプロジェクトです。