2019.5.30.木~6.9.日『ココファーム&ワイナリー フェア 』

2019.5.30.木~6.9.日『ココファーム&ワイナリー フェア 』

「一杯のワインが、今日あることの喜びのためにありますように。」
(ココ・ファーム・ワイナリー リーフレットより)

栃木県足利で、丹精込めて育てた葡萄から、野生酵母で発酵させた国産葡萄100%のワインをつくるココファーム&ワイナリー。知的ハンディを持つ方たちと共にワインを生み出すココファームは、人が人として生きることを大切にした場所。

今回は2年ぶりのココファームのフェア。またカフェスローからお届けできることをうれしく思っています。
ご用意しているのは、赤、白、ロゼ。各1種類ずつです。

スタッフ間での試飲も盛り上がりました!2年前のときとまた味がぐっと変わっていて改めて驚いたり、それぞれのワインにおすすめのカフェスローメニューはどれか?などなど。

春より始まりましたアラカルトメニューとともに、ぜひ楽しみ頂ければ幸いです。週末限定ですが、こどもパンのバケットとお楽しみいただくスペシャルディップもご用意します。

ココファームに広がる美しい景色とさわやかな風とともに、おだやかな時間をお届けできますように。

COCO FARM & WINERY 
<2017年の訪問記をメニューの下に記しています>

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COCO FARM & WINERY FAIR 2019

〔WINE〕
◆2018農民ロッソ  glass 550/decanta 2500/bottle 4500
口当たりはやわらかく、 ベリーの果実味が溢れる ココファーム自信作、定番の赤ワインです。

◆2018 Ashicoco   glass 550/decanta 2500/bottle 4500
日本の代表的なぶどうから、 低温発酵でじっくり丁寧に造られ、 果実そのものの香や甘さが親しみやすい白ワイン。 初夏の爽やかな季節に。

◆2015こころぜ glass 550/decanta 2500/bottle 4500
美しいピンクのばら色。 野いちごを感じさせる甘みと酸味の飲みやすい チャーミングなロゼ。

◆ココファームワイン3種飲み比べ 1200
少量ずつ、じっくりゆっくり味わっていただけます

〔ノンアルコール〕
◆スピリッツァ スパークリング M550/L650
オーストラリア産マスカット種の葡萄とチリ産のティントレラ種などの葡萄を使用した美しいバラ 色のスパークリングジュース。運転の方やお酒を飲まれない方、妊娠・授乳中の方にも。

〔 Recommended a la carte MENU 〕
◆オーガニックミックスナッツ&豆 500
オーガニックナッツと山形新庄の炒り黄大豆&秘伝豆

◆本日の季節野菜のデリ3種盛合わせ 790
季節の元気案野菜を贅沢に使って作るデリ。マリネ、煮込みなどそれぞれのワインにそれぞれにマッチするメニューでご用意しています。

◆オリジナルハーブソーセージ単品 730/ホットドッグ950
お肉の味をしっかり楽しめます。

◆本日のスロープレートメイン 500
季節の恵みと作り手の想いをぎゅっと閉じ込めた「スロープレート」。そのメインのみをお楽しみいただけます。

◆こどもパン自家製酵母と国産小麦のバケット M 450/L 650
◇週末限定2種のディップ<きのこ&ガーリック、青大豆>+300

*メニューは変更、売切れになることがあります。予めご了承ください。

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〔ココ ファーム&ワイナリー訪問記〕
2017年4月、栃木県足利にあるワイナリーを訪問しました。

最寄り停留所というバス停を降り、坂を上ること数分。
凛とした空気と、菜の花、若葉、淡い色をまとった春の景色、そして傾斜38°の山に広がる葡萄畑!が迎えてくれました。

写真では何度も拝見していましたが、実物の急斜面にびっくり!ちょっとつまづいたら転がっていきそうです。
ココファームでは、日本の種の葡萄を、自然の循環の中でなるべく農薬を使わずに栽培されています。一面のぶどう棚は今はまだはだかんぼ。これからの季節の風景を思わず想像してしまいます。

畑のすぐ向かい側がワイナリー。(デッキではファームでつくる新鮮なお野菜も販売していました)

まずはワインテイスティング。5種類のワインをいただきます。

「美味しい」は「美しい味」と書きますが、どのワインにも根底に、美しさがあるように感じました。また同時に、その先に感じるユーモアやチャーミングさ。個性豊かな表情のワインに圧倒されるひと時。

楽しみにしていた、スタッフの方によるワイナリー内の見学ツアー。ココファームの歴史、ワイン造りに込める想いなど、はっとする素敵なお話とともに、ワイナリー内をまわります。ワインの歴史や製法とココファームのワイン造りとの関わりなど興味深いお話がたくさん!

 

個性豊かな葡萄とじっくり向き合い「葡萄のなりたいワインをつくる」をモットーに。葡萄の個性、風土の個性、人の個性、伝統的な手仕事を大切した、確かな醸造技術による誠実なワイン作り。驚きの連続、貴重な時間でした。

ふくよかな樽の香りが何とも心地よい庫内

そして特筆すべき、ココファームのもう一つの特徴、知的障がいを持つ方たちを農夫として迎える「こころみ学園」と表裏一体での運営。共に生きる仲間として、彼らをメインに、30年以上葡萄を育てています。

自然の中でのコツコツとした農作業と共にある、たきぎのお風呂、暑い日の麦茶、ふかふかのお布団。五感をフルに使う中で、だんだんと落ち着いていく情緒。人間誰しも同じだなと感じます。
設立当初のエピソードでは、”何もできない”と何かをする機会がなくツルツルであった彼らの手も、ココファームへ来て、1週間、1ヶ月、3カ月と月日が経つ中で、しっかりとシワのある働く農夫の手となっていったそうです。

障がいのあるなしに関わらず、自分がやっていることを認めてもらうことは、人として、やっぱりとてもうれしいこと。
ココファーム&ワイナリーは、人が人として生きることが当たり前に大切にされている場所でした。

やぎさんも畑の一員!

と同時に、「同情で買ってもらうものはつくらない」という創始者である川田昇さんの言葉。これは、ココワインのファンが年々増えていることに加え、国際会議や国際線のファーストクラスなどでも選ばれていることが実証していると感じました。

「そしていつの日か、自然に寄り添いひたむきに生きる農夫たちの日々からうまれたワインが、美しい絵画や音楽のように、私たち心を豊かにさせてくれますように」
(ココ・ファーム・ワイナリー リーフレットより)

いつか機会があれば、是非、ココファーム&ワイナリーを訪問をおすすめいたします。

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