つくり手と物語を紡ぐ~『スローな食材を楽しむ手作り発酵食~料理人安田花織さんを迎えて』

つくり手と物語を紡ぐ~『スローな食材を楽しむ手作り発酵食~料理人安田花織さんを迎えて』
秋晴れの太陽が心地よい先日、料理人・安田花織さんをお迎えしてた、『スローな食材を楽しむ手作り発酵食』
おかげさまで、参加下さった皆様と素敵な醸し時間を過ごすことが出来ました。
今回はデモが中心の料理教室。
その分安田さんのお話を集中して聞け質問もしやすいのかなと思います。
今回のメインの食材は、玄米「さわのはな」と青大豆「秘伝豆」。どちらも山形新庄にて、ネットワーク農縁の高橋さんご一家が作って下さる、山形在来の素材です。カフェスローも設立年からお世話になっています。
安田さんのお話は、シンプルですっきり!とてもわかりやすく、何よりワクワクしてきます。
そして且つ、生活者として料理をする参加の皆さんのスタンスにぐぐぐっと近づけてアプローチしてくれること。例えば、今回だったらせいろだったり、道具との付き合い方などもアドバイス下さいます。
「いつもの暮らしが楽しくなるためのはずのものが、逆に苦しくなったり縛られたりするのでは意味がない。自分が気持ちよく作れて、食べられることも、食の豊かさの一つだと思うんです。」教室の中でおっしゃっていたとても印象的な言葉でした。
さてさて次回は来年2月17日月曜の午前中に、また「発酵」をテーマに開催予定です。今度もカフェスロー馴染みの食材でお送りしようとお話しています。
詳細が決まり次第またご紹介したいと思います。
安田さん、ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!
・・・・・
【当日のメニュー】
・いろんな葉っぱで起こす秘伝豆の納豆
・タイで教えてもらった納豆トナオ料理
・万能納豆醬 ・旬野菜と厚揚げの万能納豆醬焼き
・高橋さんの玄米で起こす植物性ヨーグルト
・植物性ヨーグルトを使ったサラダ
・ヨーグルトを使ってしっとり糠臭くない玄米ご飯 ・・・など。
*安田花織さんからのメッセージ
カフェスローに登場する食材達は美味しくてとっても元気。
よい環境で素晴らしい生産者さん達の手にかかり、生きる力がぎゅうと詰まってます。
そのまま食べても美味しいのですが、そこに菌を呼び込み、少し育ててあげることでまた違った美味しさをうみ、私たちの日々の身体や暮らしを支えてくれます。
発酵ってなんぞや? なんで体にいいの?
なんて素朴な疑問から、食材の扱い方や料理の展開方法まで盛りだくさんでお届けします。*ヤスダ屋(安田花織)/料理人
在日韓国人のおばあちゃんと農家の日本の母の味、2つの豊かな食文化に触れながら育つ。高校卒業後食の世界へ。
懐石料理店で和食を学び、生産者との繋がりや食の循環を伝えるオーガニックコミュニティカフェでのキッチンチーフなどを経て2012年独立。
様々な地域に残る生きた食文化を学ぶ為、各地に足を運びその土地の風土や作り手の思いに触れながら各地で学んだ食文化を伝えるべくケータリング、イベント出店、料理教室など主宰している。
・ヤスダ屋オフィシャルサイト:https://yasuda-shikutan.com/about
・発酵コラム『諸国菌食紀行』:https://haccola.jp/2017_10_16_4294/
・・・・・

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)