つながりプロジェクト 応援メッセージ 〜和田 彩子さん〜

つながりプロジェクト 応援メッセージ 〜和田 彩子さん〜

私にとっては、日本でのホームグラウンド、と言ったらちょっと図々しいかもしれないけれど、何年かに一度の帰国時に、必ず寄らせてもらうし、イベントもさせてもらう大事な大事なカフェです。ここでは私がエクアドルサイドで取り組んでいるコーヒーなどをいつも扱ってくれていて、日本でもエクアドルとのつながりを、そのままの手触りで感じられる本当に貴重なあたたかいありがたいカフェです。

やはりコロナの影響を大きく受けているカフェスロー。
カフェムーブメントのパイオニアであり、スローライフを実現するお手本であり、身近なロールモデルであり、ナマケモノ倶楽部や自然や人を大事にしたい人たちにとってのあたたかいホーム。
エクアドルからでは何もできない。寄らせてもらうこともできないし、お買い物もできない。でもせめてエールだけでも送らせてください。

 

最後に、カフェスローの設計もした建築家・大岩剛一さんが遺されたストローベールの壁。

カフェスローでストローベールの壁に実際に触れていなかったら、憧れがあっても、自分のうちをストローベールで作ろうとは、思っていなかったと思います。あの手触りが絶対自分の家にほしくて剛一さんの御本「わらの家」を熟読し、連れ合いを説得し、スペイン語の関連本を入手し(めちゃくちゃ高かった)、勉強しながら、六年近くかけて、コツコツと建てました。

時折剛一さんにご相談した際には、とにかく直接雨が当たらないようにすべしとのアドバイスをいただき、そのおかげで、八年経った今も外壁は今もきれいなままです。
湿気が強いところなのに、湿気がほとんど感じられないのは、壁そのものや、剛一さんの御本「わらの家」にあった通気口がきちんと機能してくれているからだと思っています。

自分たちで作った家はどこもかしこも凸凹だけれど(メタフォリックではなく文字通り凸凹です)、ストローベールの柔らかな線のおかげで、味わいがある家になったと自負しております。

壁に作った棚には、「わらの家」を飾って、時折眺めています。
この家自体、私にとっては剛一さん、そしてカフェスローとの大事なつながりです。(たぶんご本人たちはご存知ない(笑))

〇建築家・大岩剛一さんとスローデザイン
・カフェスロー「建物の話」 こちら
・「スローデザイン研究会」オフィシャルウェブサイト こちら

2012年7月9日撮影、正面玄関

 

2020年4月21日

ワダアヤ/オーガニックファームクリキンディ・ナマケモノ倶楽部理事

 

・・・クラウドファンディングのページはこちら・・・
なくならないで!カフェスロー
〜みんなのカフェスローを未来に残したい〜
期間:2/19〜3/28 目標金額:500万円
このクラウドファンディングは3名のスローパートナーと、カフェスローが共同で行うプロジェクトです。

 

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