建物の話(床)

東京の森とつながる -床のお話

カフェスローの床は、都心と東京の森をつなぐ事業をされている株式会社「東京・森と市庭」さんの杜床つくらているもの。東京・奥多摩の木材。代表・吉岡の「無垢材で、且つ東京の森からうまれてるものを使いたい」という想いを実現したものです。  国分寺に移転し、丁度8年ほど経ったとき、だいぶ古くなり削れて来ていたでも愛着もある床を、春を目前に改修しました。

東京の面積の約3分の1は森林。その6割は人工林による杉・ひのきだそうです。

奥多摩の森と東京の人々のつながりが始まったのは江戸時代から。多摩川を伝って江戸城始め人びとの暮らしを支えたそう。昭和には国策で植林も盛んになり戦後は建築時の足場として使用されていました。しかし、より便利な資材がでることでだんだんと使われなくなり、人工林は荒れたまま…現在に至るそうです。

そんな中、都心と森のつながりなおしを提案することで、「都心」と「森」を元気にすることを目指していらっしゃる東京・森と市庭さん。奥多摩に自社林をお持ちになり(ツリーハウスも!)、間伐体験や環境プログラムも実施されています。

作業は、パネルにしていただいた木材パネルをはめていくことが中心。使用総パネル数405枚。(森と市庭さんでは担当を超えて総出で今回のパネルを作って下さったそうです。)

長野で建築工房「藁」を営む職人さん、杉山さんと小池さんにお世話になりながら、急ピッチで行いました。職人さんの無駄のない動き、丁寧で迅速なお仕事を間近で見る事ができた貴重な時間でした。

多くのご指導、ありがとうございました。

塗装には、「春風」という、木の呼吸にも人の呼吸にもやさしい環境に循環するものを使用しています。  うすく塗っています。

床の色が変わったことで、店内、ギャラリーともに全体が明るくなりました。

杉の木の香りは、長時間滞在することでのリラックス効果もあるそう。

江戸時代の人の暮らしの中にあった、森とのつながり方。東京の森を、ぜひ感じてください。

 

株式会社 東京・森と市庭https://mori2ichiba.tokyo.jp/

建築工房「藁」https://wara3.jp/

春風http://www.sanyu-paint.co.jp/productlist?listname=%E6%98%A5%E9%A2%A8