2/22土夜 映画「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会・鎌仲ひとみ監督トーク

2/22土夜 映画「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会・鎌仲ひとみ監督トーク

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未来のエネルギーをどうするのか? −− 瀬戸内海祝島とスウェーデンでエネルギーの自立に取り組む人々の物語 −−

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映画完成から10年。この間、私たちの日々の暮らしや社会、世界にはどのような変化があったでしょうか。

この映画で映し出される、瀬戸内海祝島で自給自足的な暮らしを生きる漁師やおばあちゃん、若者。そしてそこに建設されようとしている原発とそれに関わる人々や社会。一方で、北欧のスウェーデンで脱石油・脱原発建設を決め、エネルギーを自給エネルギーへとシフトし、持続可能な社会作りが進んでいる取組みや人々。

2011年の東日本大震災と原発事故を経て、普段の私たちの暮らしや生き方について、例えばエネルギーについて、地球環境や社会について、色々な取組みや変化が生まれてきましたが、この映画でも同じような取組みや行動が、山口県上関町祝島とスウェーデンの取材を中心に、2011年より前に先立って様々な角度から映しだされます。

そして2020年。山口県上関町では、昨年から中国電力が上関原発の建設予定地で調査再開し、計画は今も進められています。一方、日本でも電力自由化が始まり、今は簡単に電力会社を選べる時代になりました。再生可能(自然)エネルギーの取組みも日本・世界で進められています。また震災に限らず、近年の気象災害で電気のことが語れれることも少なくありません。

今も変わらず重要なテーマであるエネルギーや電気と私たちの暮らし。映画の10年後を生きる今、大震災・原発事故から9年目を迎える今、私たちの現実社会との対比を感じながら観るのもとても興味深いと思います。

今の暮らしや社会、そしてこれからの10年、どのような未来を作っていくか。今一度みなさんと一緒に観ながら、少しでも考えるきっかけになれたらうれしいです。

■日時
2020年2月22日(土)
17:30 開場 / 18:00 上映 / 20:15 監督トーク / 21:00頃 閉会

■場所
カフェスロー(東京都国分寺市)
国分寺駅南口より徒歩5分
https://goo.gl/maps/7XYsWhv2KiV2oqbs6

■参加費
ご予約 1,500円 +1ドリンク500円(当日+500円)
※高校生まで無料、大学・専門学生1,000円 (予約/当日共に)

■お申込み
カフェスロー
電話:042-401-8505 または下記リンクから
https://forms.gle/FCg9uMvFVdaREmYu8
ご予約は前日17時までにご予約ください。

■主催・お問合せ
カフェスロー
電話:042-401-8505(月曜定休)
https://forms.gle/imVST73kVWpXPiSU7

■映画について
「ミツバチの羽音と地球の回転」
瀬戸内海祝島では自給自足的な暮らしが営まれ、漁師やおばちゃんたちがきれいな海を守りたいと28年間も原発建設に反対してきた。島で一番若い働き手、孝くんはエネルギーの自給もしたいと望んでいる。
しかし、圧倒的な経済力と権力が原発建設を推進し続けている。一方、北欧のスウェーデンでは脱石油・脱原発建設を決め、着実にエネルギーを自給エネルギーへとシフトし、持続可能な社会作りが進んでいる。
どうしたら、未来のエネルギーを自分たちの手で選択し、作り出せるのか。私たちと同じ普通の人々の感性と思いが国を超えて交差し、新しいビジョンを描き出す。未来を持たずに、今、未来を作り出す現場がここにある。自然と共振し、エネルギーを生み出すミツバチのような人々の羽音が聞こえてくる。

2010年/カラー/デジタル/135分
http://888earth.net/index.html
http://kamanaka.com/works/works-movie/works-theater/11/

■監督プロフィール
鎌仲ひとみ(かまなか・ひとみ)映像作家
早稲田大学卒業と同時にドキュメンタリー映画制作の現場へ。90年最初の作品「スエチャおじさん」を監督、同年文化庁の助成を受けてカナダ国立映画制作所へ。
93年からNYのペーパータイガーに参加して メディア・アクティビスト活動。95年帰国以来、フリーの映像作家としてテレビ、映画の監督をつとめる。主にNHKで「エンデの遺言―根源からお金を問う」など番組を多数監督。

2003年ドキュメンタリー映画「ヒバクシャー世界の終わりに」を監督。 国内外で受賞、全国400ヶ所で上映。2006年「六ヶ所村ラプソディー」は国内外800ヶ所で上映。
2010年「ミツバチの羽音と地球の回転」も全国600ヶ所での上映に加え、フランス・ドイツ・オーストラリア・インド・アメリカ・台湾など海外でも上映が進んでいる。 2011年度全国映連賞・監督賞受賞。2012年 DVD「内部被ばくを生き抜く」発売と同時に公開開始。国内外850ヶ所で上映。

2015年3月 新作「小さき声のカノン」を全国で公開。自主上映を展開。毎月8日に、動画メルマガ「カマレポ」を配信中。多摩美術大学非常勤講師。
著作に「原発のその先へ-ミツバチ革命が始まる」、「六ヶ所村ラプソディー ドキュメンタリー現在進行形」、共著に「鎌仲監督VS福島大学一年生」、「今こそ、エネルギーシフト」、「内部被曝の脅威」など。
http://kamanaka.com/

<カフェスローは、オフグリッド上映会>
上映会で使用する機器と店内照明の電気は、商用電源(電力会社の電気)を使わず、カフェスローの屋根で発電した電気を使用する。オフグリッド(=グリッド(送電線)をオフ(使わない))上映会です。
カフェスローは昨年「カフェスロー発電所プロジェクト」と題して、地域の有志メンバーを中心に、クラウドファンディングのサポーターとともに、カフェスローの屋根に太陽光発電設備を設置しました。

カフェスロー発電所プロジェクト
https://motion-gallery.net/projects/cafeslowpower
https://slowpower.jimdofree.com/

※発電設備・天候の事情により、万が一カフェスロー発電所の電気が使えない場合は何卒ご了承ください。その場合の商用電源は、再生可能エネルギーに力を入れている「顔のみえる電力」みんな電力さんの電気です。
https://minden.co.jp/

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