2/24月祝・夜『 大人の給食 -工と耕- 』

2/24月祝・夜『 大人の給食 -工と耕- 』

「愛しの漆vol.2 -一食のラブレター-」の開催に合わせて、日本全国の古来種野菜を広める活動をされているwarmerwarmerさんをお迎えし、一夜限りの食事付きスペシャルトークイベントを開催します。

日本の大地に長く息づいてきた食と器、その長い時間を紐解き、「いただきます」の向こう側に広がる風景を学ぶための大人の給食の時間です。

内容は、食事・対談・実演という3部構成。
今回味わっていただくお食事は、warmerwarmerさんが扱う旬の古来種野菜を使用した一汁一菜膳。器は、暗闇のエンターテイメント「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とのコラボレーションから生まれた触覚の心地よさを追求した特別な漆器「めぐる」を使用します。

お食事をしていただいた後は、太古から日本に続く「工(器づくり)と耕(野菜づくり)」の物語を、warmerwarmerの高橋一也さんと漆とロック貝沼航の対談で掘り下げます。

最後は、漆作家2人(uruchiku吉田真菜さん、服部篤子さん)による漆器制作の実演もあります。普段製品になった状態では分からない、漆器づくりの裏側に隠された強度を高める秘密、木を漆で固める工程とその上に下地を作る工程をお見せします。

地球と繋がり、自分の五感と出会い直す時間をお届けしたいと思いますので、是非ご参加いただければ幸いです。

*『愛しの漆~一食のラブレター~』こちら

■日 時:2月24日(月祝)18:30-20:30 開場18時、閉場21時

■会 場:カフェスロー(東京都国分寺市東元町2-20-10)

■参加費:3,500円/漆器「めぐる」で頂く古来種野菜の一汁一菜膳 +別途1ドリンクオーダー(500円)

■定 員:30名(要予約)

■内 容:
(1)漆器「めぐる」で頂く古来種野菜の一汁一菜膳
(2)warmerwamer高橋一也さんと漆とロック貝沼による対談
(3)漆作家2名による漆器制作の実演

■申込URL:https://koutokou.peatix.com/
Peatixで受付しておりますので、上記URLからお申し込みください。(Facebookイベントページの「参加」ボタンだけでは、申込扱いになりませんのでご注意ください。)

※ 別途1ドリンクは当日会場にてお申し込みください。

※「愛しの漆vol.2 -一食のラブレター-」もお楽しみください。企画展全体の詳細はこちらからご覧いただけます。
こちら

■出演者や当日使用する器の情報

【warmerwarmer 高橋 一也(たかはしかずや)さん】
1970年生まれ。高等学校卒業後、中国上海の華東師範大学に留学。その後(株)キハチアンドエス青山本店に調理師として勤務するなか「有機野菜」と出逢う。1998年に自然食品小売業(株)ナチュラルハウスに入社。アメリカ「ホールフーズマーケット」ドイツ「ベーシック」等をベンチマークし、世界のオーガニック事情を捉えながら、同社の事業を無添加食品事業からオーガニック食品への切りかえに推進。店舗統括、販売企画、商品部青果バイヤー等の業務から取締役へ就任。売上高50億円の会社経営に携わる。
2011年3月の東日本大震災をきっかけに、同社取締役を辞任。古来種野菜(固定種・在来種)の販売事業の構築、有機農業者支援、次世代のオーガニック市場の開拓を目的にwarmerwarmerとして独立。
NHKラジオ深夜便「やさいの日本地図」毎月出演。著書に『古来種野菜を食べてください』(晶文社)『八百屋と考えるオーガニック』(アノニマ・スタジオ)がある。
http://warmerwarmer.net/

【漆とロック 貝沼 航(かいぬま・わたる)】
1980年、福島県福島市生まれ。“繋ぐ・伝える・生み出す”を自身の役割(守備範囲)として、福島県会津地域で漆器のコーディネーター/プロデューサーとして活動。
学生時代は東京でバンドとインドに明け暮れる。大学卒業後、会津若松市に移住。サラリーマンをしていた25歳の時に、縁があり訪れた工房で漆器づくりの現場に魅せられ、会社を辞めて起業。2015年、触覚に着目したデザインの漆器「めぐる」を販売開始。作り手と使い手を繋ぐ産地ツアー「テマヒマうつわ旅」や国産漆の植栽活動にも取り組む。漆と人を繋ぐコミュニケーターとして、漆器の魅力を伝える講演やイベントも常時行っている。
参考インタビュー記事 「漆はロック!? 伝統産業と向き合う仕事」
https://www.glocaltimes.jp/people/5126

【漆器「めぐる」】
「めぐる」は、飯椀・汁椀・菜盛り椀がきれいに重なる三つ組の器。世界各国で注目される対話プログラム「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」とコラボレーションし、触覚に優れた“目を使わずに生きる女性たち”の感性をデザインに取り入れることで、心地よい口当たり、そして抱きあげたくなる優しいかたちを追求しました。上塗りには上質な国産漆を使い、正統な技法で作られます。国産漆を守るため、売上の一部は会津でのウルシの木の育成活動に活用されます。将来、そこで育てられた漆で、この商品の塗り直しをする循環を目指しています。親から子へ、そして孫へ。いのちが巡るように旅をする器です。グッドデザイン賞、ウッドデザイン賞・審査員長賞を受賞。
めぐる公式サイト http://meguru-urushi.com/

 

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