【終了しました】1/12(日) カフェスロー新年会&さわのはな米作り手・高橋保廣さんのお話会
カフェスロー新年会とお話会
−さわのはな米が紡ぐ物語−
山形県新庄市の豊かな自然が育む「さわのはな米」。
その特徴は、もちもちとした食感と優しい甘さ、そして力強さ。
山形在来の稀少なお米「さわのはな」は、地元の人々の手で大切に
守られ、受け継がれてきました。
四季の移ろいに寄り添いながら、土と対話し、水を巡らせ、一粒一粒に命を宿す日々。
「さわのはな」は、自然との深い結びつきと、作り手の心から生まれる、まさに「まぼろしのお米」です。
今回は作り手である高橋保廣さんをお迎えし、お話会と共に、「さわのはな」で作ったお餅と甘酒を味わいます。
新年の始まりを一緒に祝いしましょう!
日程|
2025年1月12日 (日)
時間|
12:30〜14:00
・さわのはな米を味わう新年会
・作り手 高橋さんのお話会
会場|
カフェスロー
(国分寺駅南口徒歩5分)
雨天実施
料金|
2,000円
※つきたてのお餅と特製甘酒付き
ご予約|
お申し込みはこちら
またはお電話にて承ります ℡ 042-401-8505 (10:00-17:00 月曜休)
高橋保廣さんプロフィール|
百姓。山形県新庄市「ネットワーク農縁」 「山形新庄大豆畑トラスト」代表。現在全国的に広がる「トラスト運動」を日本で最初に仕掛けた方。在来種とその風景を守りながら、大自然のような懐深いあたたかい人柄で、人とつながり、人と人、人と自然、農村と都市をつなぐ。
311後は、被災した農家の方たちを応援するために田んぼを無償で貸し出し田植えを行う「まけるまい」プロジェクトを展開。収穫された米「まけるまい」を広め、311の出来事を風化させないために、持ち前のネットワークを活かし、お話し会開催を全国で展開。
*ネットワーク農縁こちら
※「トラスト」とは「信頼」という言葉の意味が表すように、消費者が田畑に出資、栽培・収穫・分配を生産者に託し、収穫した米・大豆を配当として受け取る仕 組みのこと。作量に関わらず、生産者の所得が保証され、消費者側も、作り手が確かな安全・安心な米・大豆を手に入れることができます。新庄市はそのトラストの発祥地として知られる地域。)
インフォメーション|
● さわのはな
粒が小さめでかわいらしい色味の米。白くないため市場には出回らず元々は農家さんたちが自分たちのためにつくってきたお米。山形県の在来種である「さわのはな」。土地の気候風土にどのように適していくか、しっかりとそのDNAに組み込まれています。農薬も必要とせず、冷害などにも強いと言われます。
噛めば噛むほど甘くその味に魅了されたファンは数知れず(冷めてもおいしい)!
都内各所のオーガニックカフェでも定番のメニューとなっています。
●「まけるまい」とは?
2011年3月11日東北大震災以降、山形新庄の農家さんたち始め有志で宮城県仙台地区へのボランティアを行ってきました。昨年、被災された農家さんたちの「田植えがしたい」という一言に応え、山形新庄の高橋保廣さんの空いている田んぼを貸し、田植えを実施。そこで収穫できたお米を「まけるまい」と名付けました。収益金は、1/3を被災者の皆さんへ、1/3を災害ボランティアの資金へ、1/3を地方での「被災者の話を語り継ぐ」会開催の資金とされています。
・2016年まけるまい田植えツアー訪問記 こちら
● 新庄水田トラスト運動
「さわのはな」を始めとする、種や種が育つ風土を守りたいと強く願う消費者と農家が結びついて展開される運動です。
高度成長期時代の流れとともに、人々の米離れや安価なものが求められ、ついには遺伝子組み替え問題が浮上。農村の若者もどんどん都市へ流れるようになりました。
厳しい状況の中、試行錯誤を重ねながら、転換点を持つために、希望の光として復活したのが「さわのはな」です。そして、農家と都市の人たちのネットワークづくりを呼びかけるため、1995年に「ネットワーク農縁」が結成され、「新庄水田トラスト運動」が開始されました。
LEAVE A REPLY